御仏壇

 大きく分けて塗仏壇、唐木仏壇の二種類があります。

  塗仏壇は金箔押仏壇とも呼ばれるように ヒノキ、松、欅などの木地の
上に漆が塗られ金箔が張りつめられたお仏壇で蒔絵や錺金具の技法によって
華麗な装飾が施されています。特に
 京仏壇 は 平安時代以来の美術工芸の
中心地としての京都の高い工芸技術を持つ職方の分業によって造られて
います。各部の精巧な細工が特色で江戸時代以降全国の塗仏壇産地に影響を
与えてきました。京仏壇は、京仏具と共に通産大臣指定の伝統的工芸品です。

        
西本願寺仏壇東本願寺仏壇 浄土宗仏壇その他の宗派
浄土真宗本願寺派
(西本願寺)
真宗大谷派
(東本願寺)
浄土宗禅宗、真言宗
日蓮宗、天台宗



唐木仏壇が一般に普及したのは明治以降と比較的新しくて特に関東大震災後の
仏壇需要に応えるように量産されるようになってからは生活スタイルの変化や
低価格などで増加しました。素材として主に紫檀、黒檀などが使われますが、
硬木のため工作が難しく塗仏壇に比べてシンプルな点が特色といえるでしょう。
上置仏壇 黒檀重ね仏壇
紫檀上置きダルマ型黒檀重ね型 お仏壇の洗い修復も承ります。
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