京阪電車墨染駅下車墨染通りを西へ墨染橋を渡って二筋目の師団街道を
南へ。
欣浄寺の標識があります。
清凉山欣浄寺は曹洞宗の寺院で 寛喜2年(1230)から天福元年(1233)まで 道元禅師がこの地で教化をつとめ 当寺を創建したとされています。
本堂には「伏見の大仏」と呼ばれる 毘廬遮那仏をはじめ阿弥陀如来像や道元禅師石像が安置されています。
また 当地は昔、深草少将の屋敷があったところと伝えられ ここから山科の小野小町のもとへ百度通ったという伝説で有名です。庭園にある小町姿見の池の東の藪陰の道は「少将の通い道」と呼ばれています。
尚、池の畔には少将と小野小町の塚と「墨染井」と呼ばれる井戸があります。